【イベントレポート】世界一美しいゴミステーションから、地域と循環するために 〜「Pocci!(ポッチ)」説明会〜

「世界一美しいゴミステーション」の設置から、まもなく1年を迎えます。
ステーションで分別した資源をリサイクル業者に回収いただく形から、地域へ還元する循環を加速させるべく、「子どもたち応援ポイント Pocci!(ポッチ)」へ企業会員登録を行いました。これにより、「世界一美しいゴミステーション」からリサイクル業者へ回収いただいた古紙は、「Pocci!ポイント」に変換され、地域の子どもたちの経験機会や居場所を提供する団体・活動の活動資金として充てられます。
連携開始にあたり、入居者と地域の皆様に対し、改めて世界一美しいゴミステーションの概要を説明する機会と、Pocci!ご担当者を招いた説明会を開催しました。当日の様子をお届けします。
▶︎世界一美しいゴミステーションプロジェクト全体像
見えてきた課題と、「Pocci!」連携で解決できること
本プロジェクトは、SDGs推進活動の一環として、ビル入居者の利便性向上と、環境負荷の軽減、広瀬通の景観美化を目的として発足しました。
「清潔さや整備といった外見やデザインの”美しさ”だけではなく、ゴミを出すという日常的な営みを、地域のつながりや環境への意識に繋げていく、その「使い方」や「意識」までを含めて「世界一美しい場所を目指す」取り組みです。

稼働から約9ヶ月。これまでリサイクル業者に回収依頼をするだけだった資源を、資金として地域還元するための使い道を検討するべく、地域の団体や活動を調べました。
すると、「世界一美しいゴミステーション」により近いエリアでは、該当する団体の存在がないことや、範囲を広げても、活動状況がわからない、どのような支援にお金が必要とされているのかわからない、団体や施設と直接連絡が取れず時間がかかるなど、納得のいく支援は難しいという課題が浮上しました。

より自分ごととして、利用者が取り組みに関わり、その勢いを地域でも加速させていくために、協立7ビル「株式会社SKトレーディング」が運営する「子どもたち応援ポイント Pocci!」へ企業会員登録することに決定しました。
Pocci!では、古紙リサイクル量に応じてポイント(段ボール1kg=1Pocci!ポイント)が貯まります。10,000ポイントが貯まると、登録の地域団体へ支援金7,000円が振り込まれる仕組みになっています。
イベントでは、Pocci!をご担当されている髙橋さんにご登壇いただき、Pocci!の仕組みや、数字を用いた資源ごみの現状をご紹介いただきました。


2022年、宮城県利府町からスタートしたPocci!では、スポーツチームや子ども食堂のほか、芸術や文化に関わる活動団体、教育ボランティアなど100団体以上が地域団体として支援対象となっています。

支援の形は、備品購入資金や子ども食堂運営など以外にも、企業での職場体験のようなイベント活動が企画された事例もあるようで、実例のムービーで流れる子どもたちの笑顔に「これ、最高ですね!」と参加者から声が上がる場面もありました。
毎月末土曜日「ポッチの日」を開催中!

(写真|6月開催「ポッチの日」の回収物)
Pocci!説明会の週末、さっそく「ポッチの日」を設定しビル入居者と地域の方で古紙回収を行いました。この日回収された古紙は総重量450kgで、450ポイントとなりました。
支援までの勢いをより加速させていくためには、地域との連携も欠かせません。ポッチの日の定着を目指すほか、周辺町内会との連携も今後展開していきます。さらに、協立1ビル、2ビルで開催するイベントでは「世界一美しいゴミステーション」を公式ゴミステーションとして稼働しながら、ポッチの日を同日開催する試みも。イベントに足を運んでいただく時に、紙袋一つ分の古紙をお持ちいただくような、手軽に参加できる小さな積み重ねも大切にしていきます。
次回回収日:2026年8月29日(土) 9:00までにお持ちください
※9月13日(日) 虹色路店「路地裏でつながる 秋祭り」では12:00〜15:00まで「ポッチの日」として回収を行います。資源をお持ちいただいたお子様には秋祭り会場で楽しめる「子ども縁日チケット」をプレゼント!
世界一美しいゴミステーションの稼働で
私たちの意識は変わったのか?
説明会後には、KAMOSUBAで交流会を実施しました。昨年のお披露目会に引き続き「LUNNY’S VEGGIE(ラニーズ・ベジー)」に会場を彩っていただきました。
▶︎2025年|お披露目会とLUNNY’S VEGGIEインタビュー


LUNNY’S VEGGIEのお二人からのご提案で「なるべくゴミを出さない工夫」を取り入れた食事会場では、昨年、使い捨ておしぼりやペーパータオルがないことにご意見をいただき、私たちが目指していきたい姿と、快適な交流の場にはギャップが生じているとわかりました。
今年は、会場移動前に手指洗浄や消毒を促すアナウンスを取り入れたほか、希望者の方にのみお渡しすることで使用量を削減。
参加者からはお帰りの際に「このゴミはどこにまとめますか?」と分別を意識した声をいただく機会がありました。少しずつではありますが、確実に日々の「ゴミを捨てる」という意識が変わりつつあると感じました。