入居者インタビュー|NOTE Bistro l’égalité(ビストロ レガリテ) 鎌田 純一さん、幸恵さん入居者インタビュー
“家具の街”とも呼ばれる本町エリアにあるNOTE(協立17ビル)。本町商店街のメイン通り沿いに立つ、赤いレンガ調の外観が印象的なビルです。

この外観や木製の扉などの素材感が、古くからの歴史や趣を感じさせ、味わい深い魅力を放っています。2025年に共用部や1階エントランスをリニューアルし、地元で人気の飲食店や個性豊かな店舗と住居、レンタルスペースが融合した複合ビルとして、さらに魅力度を増しました。
2階に店舗を構えるBistro l’égalité(ビストロ レガリテ)店主の鎌田さんに、お店やNOTE、本町の魅力を伺いました。
上質をカジュアルに王道をリーズナブルに
Bistro l’égalitéといえば、自家製のシャルキュトリ(食肉加工品全般の総称)や上質なジビエ料理。その味を求めて足繁く通う方も多いそう。2015年の店舗オープン、2022年の店舗拡張と本町に根を張り11年目を迎えました。
ー 提供しているメニューについて教えてください。
Bistro l’égalitéの前身はフレンチレストランで勤めていました。フレンチでもジビエを扱っていたことや、父が猟師であることから、シャルキュトリとしてお肉を加工し提供しています。次第に、噂を聞きつけた県内や近隣県の猟師さんが集まるようになったことで、徐々に扱うジビエ肉の種類が増え、今のスタイルに辿り着きました。

シャルキュトリとは、ハムやソーセージ、パテ・ド・カンパーニュのほかにも塩漬け、乾燥、オイル漬けなど様々な形加工された食肉加工品をさします。ヨーロッパでは、豚を一頭加工して自分たちの一年分の食糧として地下に保管したりするんです。日本でいう”新巻鮭”のように、長期保存への工夫を凝らした加工品です。
当店では10種類くらい定番メニューがありますが、「パテ・ド・カンパーニュ」や「ハム」も、使用するお肉の脂の乗り方などを見ながら適切な加工を見極めています。同じメニューでも、豚肉、羊肉、鹿肉、猪肉とお肉が変わることでどんどん展開していきます。
中でも、アンクルート(肉やパテをパイ生地で包み焼き上げるシャルキュトリ)は、さまざまなお肉が一つの料理として融合するからこそ、入れられる肉か、そうでないかを考えながら作り上げています。

(氏家)大きな冷蔵庫に並ぶお肉は迫力満点ですね。どんな料理になるんだろう、どんなワインと合わせるのだろうなんてワクワクしてきます。
この冷蔵庫で提供するお肉を熟成させ、最高の状態で調理、提供します。時には大きな塊肉で熟成していることもあるので興味深く見てくださる方もいます。
業種を越えたつながりを感じるまち
(氏家)協立ビルは仙台駅前や定禅寺通エリアに多く展開しており、本町エリアはまだまだ知らない魅力がたくさんあると感じています。鎌田さん、幸恵さんから見る本町の魅力や、当ビルの良さについてお聞かせいただけますか?
2015年にこのビルへ入居し、2022年には隣が空室になったことをきっかけにリノベーションして店舗拡張をしました。この場所は、建物が多い駅前エリアだけれどちょうど隙間から空が抜けて見えるところが気に入っています。本町が好きなので、移転を考えることもなかったです。

(幸恵さん)本町は人のあたたかさがあるまちだと思います。以前のビルオーナーご夫婦もとても良くしてくださり「朝市でいっぱい買い物したから」とお裾分けをしてくださったり、お隣の洋服屋さんや、お花屋さんなど業種をこえて仲が良いです。とても楽しく、離れたくないですね。(氏家)「出店したい」という人も多いエリアですが、その理由には本町が持つ文化的な魅力や、鎌田さんのように本町LOVERが集うからなのでしょう。同じビルの入居者でなくとも、地域で日常的な交流があるまちというのはとても理想的です。
NOTEは、低層階にBistro l’égalitéさんをはじめとする地元に愛される飲食店にご入居いただきながら、上階には住居やスモールビジネスに向け再設計されたテナントやレンタルスペースが融合した複合施設です。このビルからも業種を越えた交流が生まれ、まちへ溶け込んでいけたらと思います。
宮城・仙台の食文化を、より高めていくために
(氏家)仙台協立では「食」のカルチャー拠点として協立2ビルに「KAMOSUBA-醸場-」を運営しています。立ち上げ当初から、仙台は東京と比べても遜色のないくらい、個性的で美味しいお店が多いと感じています。もっと評価されてもいいのにと思うのですが、食体験を求めて東京へ足を運ぶ方が多いのが現状と推測しています。

仙台協立のキャッチコピーには「小さく借りて、大きく使う」というものがあります。もし鎌田さんがお店の営業と初に新たに、あるいは試験的に挑戦の場をお探しの際にはKAMOSUBAやその他のサービスもご活用いただければと思います!

店舗情報
Bistro l’égalité(ビストロ レガリテ)
仙台市青葉区本町2丁目9-2 NOTE2F
営業時間:17:00〜24:00 Lo 23:00
定休日:月曜日(変更の場合あり)
電 話:022-724-7730
店舗SNS:Instagram