世界一美しいゴミステーションプロジェクト広瀬通|分別から、地域へ還元する。

2026.05.15
世界一美しいゴミステーションプロジェクト広瀬通|分別から、地域へ還元する。

2025年、仙台市広瀬通沿いの協立2ビルで始動した
「世界一美しいゴミステーションプロジェクト広瀬通」
このプロジェクトは、館内で生まれる資源を適切に分別・回収し、地域や社会への還元につなげていく取り組みです。
単にゴミを集める場所を整えるのではなく、ビル管理のあり方、未活用空間の再生、そして分別を通じた循環の仕組みづくりまでを含めて見直しています。
ここでは、プロジェクトの全体像と、そこに込めた考え方をまとめてご紹介します。



プロジェクト概要

「世界一美しいゴミステーションプロジェクト広瀬通」が目指しているのは、
協立ビル館内で生まれる資源を“処分するもの”ではなく、“循環させるもの”として捉え直すことです。
分別・回収・資源化を通じて生まれた価値を、地域や社会への還元につなげていく。
さらに、協立ビル内だけで完結するのではなく、地域の皆さまとも連携しながら、持続可能な循環を育てていく。
それが、このプロジェクトの大きなテーマです。

プロジェクト概要


ACTION 1|ビル管理のあり方を見直す

安心と持続可能性のために、運用を見直す。

協立2ビルではこれまで、ビル管理の一環としてテナントオフィスの夜間清掃を行ってきました。
しかし近年、清掃員がオフィスへ入室することに対し、セキュリティやプライバシーの観点から改善を求める声が寄せられていました。
また、清掃業界では人手不足が深刻化し、清掃単価の上昇も進んでいます。
従来の運用を続けること自体が難しくなりつつある中で、入居者の声も反映しながら、安心と持続可能性を両立するビル管理のあり方へ見直していく必要がありました。
このプロジェクトは、そうした現実的な課題への対応から始まっています。

ACTION 1|ビル管理のあり方を見直す


ACTION 2|使われなくなった地下空間を再生する

未活用空間を、循環の拠点へ。

築46年となる協立2ビルには、長年活躍してきた車両用エレベーターがありました。
しかし、経年による部品廃盤に伴い、2024年に稼働を終了せざるを得なくなりました。その結果、地下駐車場として使われていた広大な空間は、事実上活用が難しい状態になっていました。
そこで生まれたのが、この空間を新たな価値を持つ場所へ変えられないか、という発想です。
本プロジェクトでは、未活用となっていた地下空間をリノベーションし、新たなゴミステーションとして再生しました。単なる設備更新ではなく、今ある建物や空間に新しい意味を与え、時代に合った機能へと変えていく。
それは、手入れを重ねながら価値を育てていく、協立ビルらしい再生のあり方でもあります。

ACTION 2|使われなくなった地下空間を再生する


ACTION 3|“捨てる”を見直し、循環を育てる

分別の意識と運用を見直す。

これまで一定の分別は行ってきましたが、細かな資源まで十分に分けきれていない場面もあり、分別に対する意識や運用には見直しが必要でした。
本プロジェクトでは、分別のあり方そのものを見直し、正しい分別を進めることで、地域還元につながる循環を育てていくことを目指しています。
分別の手間は少し増えるかもしれません。
ですが、その分別の成果として、有価物をリサイクル業者へ回収してもらう仕組みを整えることで、これまで「コストをかけて処分していたもの」が「価値ある資源」として循環する可能性が生まれます。
たとえば、回収した古紙はトイレットペーパーへリサイクルし、協立ビル館内のトイレで活用していくことも想定しています。
“捨てる”で終わらせず、もう一度ビルや地域の中で役立つものへ。
その循環こそが、このプロジェクトの核です。

ACTION 3|“捨てる”を見直し、循環を育てる


MESSAGE|ご入居者様と地域にとって“いいビル”であり続けたい

少しの協力が、“いいビル”をつくっていく。

協立2ビルは、インテリジェンスビルでも、免震ビルでも、ZEBビルでもありません。
ですが、年数を重ねたビルだからこそ、手入れを続け、使い方を見直しながら、入居者にとっても地域にとっても“いいビル”であり続けたいと考えています。
このプロジェクトは、仙台協立だけで完結するものではありません。
入居者の皆さま、地域の皆さまの協力があってこそ、循環の仕組みは育っていきます。
少しの分別、少しの意識の変化が、景観を守り、つながりを育み、この場所の未来をつくっていく。
「世界一美しいゴミステーションプロジェクト広瀬通」は、そんな“いいビル”のあり方を、日々の運用の中から形にしていく挑戦です。

MESSAGE|ご入居者様と地域にとって“いいビル”であり続けたい


活動レポート

このプロジェクトは、ゴミステーションを整備して終わりではありません。
説明会やお披露目会、地域との交流、運用改善など、継続的な活動を通じて育てていく取り組みです。



運営メンバー

本プロジェクトは、さまざまな関係者の協力によって成り立っています。

プロジェクト発起人|株式会社仙台協立
企画・施工|株式会社NsCreate.
管理・運営|日本商事株式会社
FOODケータリング|藤田承紀LUNNY’S VEGGIE
ARTキービジュアル|タロアウトLUNNY’S VEGGIE
企画・ライター|スズキアン
企画・広報|宮﨑沙弥香
カメラマン|松岡嗣時



他エリアでの取り組み

広瀬通での取り組みは、ひとつの起点です。
協立ビルでは、他エリアにおいても、ビルやまちの価値を見直し、地域とともに育てていく取り組みを進めています。
広瀬通での取り組みの前身となる、定禅寺エリアでの取り組み「世界一美しいごみ箱プロジェクト」 については、以下よりご覧ください。

定禅寺エリアでの取り組みはこちら


「世界一美しいゴミステーションプロジェクト広瀬通」は、
ゴミを捨てる場所を整えるだけのプロジェクトではありません。
ビル管理を見直し、空間を再生し、分別を循環につなげ、地域へ還元していく。
その積み重ねによって、入居者と地域にとって“いいビル”であり続けることを目指しています。
これからも、この場所から生まれる循環を育てながら、活動を続けていきます。

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